【実践ガイド】プッシュ通知が届かない原因と確実に届けるための対策
「通知を送ったのに、ファンから『届いてない』と言われる…」 「自分では届いているのに、他の人は届いていない」
通知アプリを使っていて、こんな経験はありませんか? 実は、通知が届かない原因の9割以上は、ユーザー側の設定やOSの仕様にあります。
この記事では、通知が届かない原因を特定し、確実に届けるための対策を実践的に解説します。
目次
- 通知が届かない主な原因(ユーザー側)
- 原因1:通知許可がOFFになっている
- 原因2:省電力モード・バッテリー最適化
- 原因3:機内モード・ネットワーク切断
- 原因4:アプリがアンインストールされている
- 原因5:OSの通知設定が厳格化されている
- 配信者側でできる対策
- まとめ
1. 通知が届かない主な原因(ユーザー側)
通知が届かない原因は、大きく分けて以下の5つです。
- 通知許可がOFFになっている
- 省電力モード・バッテリー最適化で停止されている
- 機内モード・ネットワーク切断
- アプリがアンインストールされている
- OSの通知設定が厳格化されている(iOS/Androidのアップデート)
これらは全て、ユーザー側の設定や環境によるものです。 配信者側では「送信」はできても、「届くかどうか」はユーザーのスマホの状態に依存します。
2. 原因1:通知許可がOFFになっている
最も多い原因です。 ユーザーが「通知を許可しない」を選択していたり、後から設定でOFFにしていたりします。
確認方法(ユーザー向け)
iOS(iPhone):
- 設定アプリを開く
- 「通知」をタップ
- 該当アプリを選択
- 「通知を許可」がONになっているか確認
Android:
- 設定アプリを開く
- 「アプリと通知」→「通知」をタップ
- 該当アプリを選択
- 「通知を表示」がONになっているか確認
対策
配信者側からは、「通知を許可してください」という案内を定期的に送るしかありません。 特に、アプリをインストールした直後や、OSをアップデートした後は、設定がリセットされることがあるので注意が必要です。
3. 原因2:省電力モード・バッテリー最適化
スマホの省電力機能が強力すぎて、バックグラウンドで動くアプリの通知を停止させているケースです。
確認方法(ユーザー向け)
iOS(iPhone):
- 「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」がOFFか確認
- 「設定」→「通知」→「通知の配信方法」で「常に即座に配信」を選択
Android:
- 「設定」→「バッテリー」→「バッテリー最適化」で該当アプリを「最適化しない」に設定
対策
配信者側からは、「省電力モードをOFFにしてください」という案内を送るか、アプリ内で設定方法を案内するしかありません。
4. 原因3:機内モード・ネットワーク切断
機内モードがONになっていたり、Wi-Fi/モバイルデータがOFFになっていると、通知は届きません。
確認方法(ユーザー向け)
- 機内モードがOFFか確認
- Wi-FiまたはモバイルデータがONか確認
対策
配信者側からは、「ネットワーク接続を確認してください」という案内を送るしかありません。 ただし、この場合は通知自体が届かないので、別の手段(メール、SNSなど)で案内する必要があります。
5. 原因4:アプリがアンインストールされている
アプリがアンインストールされていると、当然通知は届きません。
確認方法(配信者側)
通知アプリの管理画面で、**「アクティブユーザー数」や「インストール数」**を確認します。 「送信数」と「アクティブユーザー数」に大きな差がある場合は、アンインストールされている可能性が高いです。
対策
- 定期的に「アプリをインストールしてください」という案内を送る
- アプリの価値(通知の速さ、確実性)を再訴求する
6. 原因5:OSの通知設定が厳格化されている
iOSやAndroidのアップデートで、通知の設定が厳格化されることがあります。
iOS 15以降の変更点
- 通知の配信方法が「即座に配信」「時間指定配信」「通知をまとめる」の3つから選択可能に
- デフォルトが「通知をまとめる」になっていると、通知が遅延する
Android 13以降の変更点
- 通知許可のリクエストが厳格化され、ユーザーが明示的に許可しないと通知が届かない
対策
配信者側からは、「OSをアップデートした後は、通知設定を再確認してください」という案内を送るしかありません。
7. 配信者側でできる対策
ユーザー側の設定に依存する部分が多いですが、配信者側でも以下の対策が可能です。
対策1:通知許可の案内を定期的に送る
アプリをインストールした直後や、OSをアップデートした後は、設定がリセットされることがあるので、定期的に「通知を許可してください」という案内を送ります。
対策2:通知の価値を再訴求する
「通知を許可すると、配信開始を最速でお知らせできます」という価値を再訴求します。
対策3:複数の通知手段を併用する
通知アプリだけでなく、メールやSNS(X/Twitter、Instagramなど)も併用することで、通知が届かないリスクを分散できます。
対策4:通知の到達率をモニタリングする
通知アプリの管理画面で、**「送信数」「到達数」「開封数」**を定期的に確認し、到達率が低い場合は原因を特定します。
8. まとめ
通知が届かない原因の9割以上は、ユーザー側の設定やOSの仕様にあります。 配信者側では「送信」はできても、「届くかどうか」はユーザーのスマホの状態に依存します。
ただし、通知アプリ(ネイティブアプリ)は、Web Push通知よりも到達率が高いことが知られています。 OSレベルで最適化されているため、省電力モードやバッテリー最適化の影響を受けにくいからです。
「通知が届かない」という悩みを減らすには、通知アプリの導入と、ユーザーへの設定案内の両方が重要です。